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荒みの原因はPMSだった

イライラや荒んだ気持ちの原因はPMS

PMS治療でイライラや荒んだ気持ちを改善

現在の日本人女性の月経開始平均年齢は12歳。現代の女性は早熟になりつつあると言われていますが、月経の開始年齢は多くの人が10歳~14歳までの間に入るようです。月経が始まった頃は周期も量も不順なことがしばらく続きますが、月経が始まって5年もすると周期や量は安定し始めます。

ただ、月経周期が安定してくる20歳前後は生活が慌ただしいこともあり、ホルモンバランスは乱れがちに。するとこのホルモンバランスの乱れが引き金となってPMSの症状が強くなる女性も増えてきます。

20歳のA美さんも月経前のイライラが強く、月経前には気持ちが荒みやすいことを悩んでいる1人でした。友人からそうしたイライラや精神的な不調はPMSではないか?とアドバイスを受け、PMSというものを知りました。ただ日々が多忙でなかなか日常生活のリズムを変えることが難しい彼女は、PMSの治療を薬でしたいと思っていました。

というのも、PMSの治療と言うのは日常生活に大きく支障がない限り、セルフケアで症状を改善できることも多いのです。しかしその方法というのは自分で努力することが大切な食事療法や運動療法などなのですね。こうした点において、1人暮らしで自分の食生活のバランスを根底から変えていくこと・毎日続けて運動をすることは、今のA美さんには難しいことでした。

また、A美さんはPMSの原因と言うのが先ず女性ホルモンのバランスが崩れていることと聞いていたので「だったらホルモンバランスを整えればいいのでは?」と考えていました。そもそもA美さんは理論的に物事を考えたいタイプなので、PMSも婦人科で治療を受けられるなら、医師の診察を受けて薬を処方してもらい、科学的なアプローチでホルモンバランスを整えることが最善だと考えたのです。これがA美さんが自身のPMS治療に薬の使用を決めた大きな理由でした。

では現在、PMSの治療で用いられる薬にはどんなものがあるのでしょうか?その薬には女性ホルモン量のバランスを整えるホルモン剤のピルと、ホルモンそのものの投与ではなく、ホルモンに働きかける効果のあるプラセンタ療法という治療があります。

先ず、PMSの治療として選ばれることの多いホルモン剤に関してです。現在、病院でのPMS治療で用いられることが多いのは低用量ピル。低用量ピルで現在治療に用いられることが多いのは第一世代ピルの「ルナベルLD」、超低用量ピルである「ルナベルULD」、第四世代ピルの「ヤーズ」がほとんどで、この3つについては保険適用もされます。

PMSで発現するイライラはエストロゲンの分泌量が抑えられるために、リラックス作用のある神経伝達物質セロトニンの量が少なくなることが大きく関わっています。ですからPMS治療に低用量ピルなどを用いてエストロゲンの量を調整することで精神的な落ち込みやイライラを軽減できるというわけです。

A美さんはこうした因果関係を理解し、PMSの治療に低用量ピルの服用を決めました。

次に最近のPMS治療で取り沙汰されるプラセンタを用いた治療についてです。プラセンタと言うのは美容方面でよく耳にする成分ですが、元来「胎盤由来」の成分であるので、美容だけでなく体調に関して様々な効果を持っています。PMSの治療で用いればホルモン分泌を調整してくれますし、他に月経困難症、更年期障害、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、関節リウマチの治療に用いられることもあります。

ただ、PMSの治療にはピルの服用が大変効果的とはいえ、やはり生活を整えるとそれだけ治療効果が上がりやすくなるのは事実です。

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